カオナビ、HR Techのミツカリを子会社化

株式会社カオナビは、適性検査・エンゲージメントサーベイサービスを提供する株式会社ミツカリ(東京都渋谷区)の全株式を取得し、子会社化した。

背景・シナジー

ミツカリは、個人の性格や相性を可視化するHR Techサービスを展開してきた。一方、カオナビはタレントマネジメントシステムを主力とし、人材データの活用領域を広げている。

本件により、適性・相性データと人材データを組み合わせ、タレントマネジメントの高度化や人材配置の最適化を進める狙い。両社のサービス連携により、人的資本経営領域での提供価値向上を図る。

売り手の概要・数値

ミツカリは2015年7月設立。適性検査とエンゲージメントサーベイを組み合わせたHR Techサービスを提供する。

直近業績:非公表

取得内容

  • 取得株式:100%
  • 取得価額:非公表

補足(実務的な見方)

・タレントマネジメント(カオナビ)×適性データ(ミツカリ)のデータ統合型M&A。
・HR SaaS領域での「機能補完」色が強く、プロダクト連携によるアップセル・クロスセルが主眼。
・人的資本経営の高度化ニーズを背景に、HRデータの統合・高度化を狙う典型的なHR Tech再編の一環といえる。
・カオナビは、米投資ファンドのカーライル・グループによりTOB(株式公開買付け、買収総額は約500億円)が実施され、2025年6月11日に上場廃止となっている。