アカツキ、ライブグッズ企画・製造のグルーヴ・ホールディングスを子会社化

株式会社アカツキは、株式会社グルーヴ・ホールディングス(東京都港区)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。グルーヴ・ホールディングスは株式会社グルーヴ・ディレクションを完全子会社として有しているため、同社もアカツキの連結子会社(孫会社)となる。

背景・シナジー

グルーヴ・ディレクションは、アーティストのライブグッズ企画・製造において豊富な実績を有し、近年はアニメやVTuber関連グッズなど周辺領域の取引も拡大している。

本件により、アカツキのIP創出・育成の知見やファンコミュニティへの理解と、グルーヴ・ディレクションの高品質・短納期のリアルグッズ製造ノウハウを組み合わせ、IPの多面的な展開とファン体験価値の向上を図る狙い。

売り手の概要・数値

グルーヴ・ホールディングスは2022年11月設立。純粋持株会社。

直近業績(2025年10月期)

  • 売上高:24百万円
  • 営業利益:24百万円
  • 純資産:279百万円
  • 当期純利益:22百万円

なお、孫会社となるグルーヴ・ディレクションは2024年2月設立。コンサートグッズ、ファンクラブグッズ等の企画・製作を行う。

グルーヴ・ディレクションの直近業績(2025年11月期)

  • 売上高:2,790百万円
  • 営業利益:535百万円
  • 純資産:1,853百万円
  • 当期純利益:331百万円

取得内容

  • 取得株式:29,411株
  • 取得割合:100%
  • 取得価額:4,500百万円
  • アドバイザリー費用等(概算):168百万円
  • 合計(概算):4,668百万円

補足(実務的な見方)

・アカツキがIP・エンタメ領域の事業展開を、デジタルからリアルグッズ・イベント周辺領域へ広げるM&A。
・実体事業は孫会社となるグルーヴ・ディレクションが中心で、同社は売上約28億円、営業利益約5.3億円と高収益。
・取得価額45億円は、グルーヴ・ディレクションの営業利益ベースで見ると約8.4倍程度の水準。