ACA、ビットフライヤーの買収を断念
バイアウトファンド運営のACAグループが、暗号資産(仮想通貨)交換業者のビットフライヤーホールディングスの買収を断念したと日本経済新聞が報じた。
ビットフライヤーが売却可能性がある話は昨年から挙がっており、国内・海外の企業が手を挙げるも、ビットフライヤー側の1000億円規模での売却という目線と合わずクロージングには至らなかった。
今年4月にVC等の少数株主連合とともに、共同創業者で約13%を保有する小宮山峰史氏や、13%弱を保有する積水ハウスの賛同も得て、ACAが5割超を確保できる算段になったと報じられていた。
その後約4割の株式をもつ創業社長の加納裕三氏が反対し、一部株主が売却を撤回して過半数取得の目処が立たなくなったこと、また企業評価額が当初450億円程度だったところ、楽天やマネックスの入札への参加により900億円弱に膨らんだことが要因となり、破断になったようだ。
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