ゼンリン、道路点検AIのアーバンエックステクノロジーズを子会社化

株式会社ゼンリンは、画像解析を活用した道路点検ソフトウェアを開発する株式会社アーバンエックステクノロジーズ(東京都千代田区)の株式を取得し、子会社化したと発表した。

背景・シナジー

ゼンリンは地図データや位置情報を活用したソリューションを展開している。社会インフラの老朽化に伴い、道路などの維持管理の高度化・効率化ニーズが高まっている。

今回、アーバンエックステクノロジーズのAI画像解析技術を取り込むことで、ゼンリンが保有する位置情報データやインフラ関連データと組み合わせ、道路点検などインフラ管理領域のDXサービス強化を図る狙い。

売り手の概要・数値

アーバンエックステクノロジーズは2019年4月設立。画像処理技術を活用した道路点検ソフトウェアの開発や都市インフラのリアルタイムデジタルツイン構築などを行う。

直近業績:非公表

取得内容

  • 取得株式:80%
  • 取得価額:800百万円(プレスリリースでは非公表。有価証券報告書で確認し追記)

補足(実務的な見方)

・取得額8億円のうち、のれんは約7.66億円と大半を占めており、技術力や将来の成長性を評価した買収。
・ゼンリンの地図・位置情報データと、AI画像解析による道路点検技術を組み合わせることで、自治体向けインフラ管理DXのサービス拡張が期待される。
・地図会社がインフラ点検AIを取り込む、公共DX領域での技術取得型M&Aといえる。